民児協おかやま 第55号 (2025年11月)
【目 次】
| 退任にあたって 旭竜地区「災害時一人も見逃さない運動」の取り組みについて 主任児童委員部 地域福祉推進部 わたしの趣味/編集後記 |

令和7年11月14日(金)に西福祉区民児協は、七区小学校の3・4年生36名を対象にオレンジリボンキャンペーンを実施しました。この活動は毎年行っているもので、福祉区内の小学校を順に回っており、今年で11年目になりました。
最初に、オレンジリボン運動の起源や趣旨、そして子どもの権利について話をした後、『あなたはちっとも悪くない』という絵本の読み聞かせを行いました。そして読み聞かせの後は、グループに分かれて児童たちと一緒に会話を楽しみながらオレンジリボンの作成を行いました。リボンを作り終わってからも各グループで交流を深め、中には運動会で踊ったダンスのお披露目会をしているグループもあり、大変盛り上がっていました。最後には、半数以上の児童たちがオレンジリボンキャンペーンの感想を発表してくださり、大変有意義な時間となりました。
今後も、子どもたちが安心して暮らすことができる地域を目指して、見守り活動と啓発活動に取り組んでまいりたいと思います。



令和7年7月29日(火)に、令和7年度北区中央福祉区民生委員児童委員協議会の視察研修を実施しました。今回の視察研修では、北区中央福祉区から民生委員18名が参加し、徳島県立防災センターを訪れ、防災行動力の強化について学習しました。(事務局)
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徳島県立防災センターへの視察研修
北区中央民児協は7月29日(火)にバスで徳島県の防災センターに行き、体験研修を行った。
猛暑の中での決行でしたが、道中のバス及び防災センターは空調が良く効いていて、快適に過ごせました。
この防災センターの特徴は、色々な体験が出来ることです。
〇まず元消防士の職員による震災・津波や防災についての解説
〇阪神淡路大震災級の震度7の体験、最大の揺れの時はポールに掴まっていても、身体が持っていかれそうになった。
〇火災の時の、消火器による疑似体験。
〇火災時の煙が充満している部屋からの避難。
〇風速30mの風体験。ポールを持ち、足を踏ん張ってヤット持ち堪える位、結構な風でした。
規模はそんなに大きくは無かったですが、貴重な体験ができて有意義でした。
(岡山市北区中央福祉区民生委員児童委員協議会 会長 竹内基雄)

令和7年6月25日(水)、岡山ドームにて「第15回 北区中央福祉区グラウンドゴルフ大会」が開催されました。当日は60名の方々にご参加いただき、和やかな雰囲気の中でグラウンドゴルフを楽しみました。
開会式と来賓のご挨拶に続き、ルールの説明、そして市民体操で体をほぐした後、競技がスタート。プレー中にはホールインワンが続出し、そのたびに大きな歓声と拍手が沸き起こりました。見事ホールインワンを達成された方々には、記念品が贈られました。
閉会式では、「今後もこの大会を通じて、地域の交流と親睦を深めていきたい」との言葉があり、参加者の皆さんの笑顔が印象的な一日となりました。
ご参加いただいた皆さま、運営にご協力くださった皆さまに心より感謝申し上げます。


全国民生委員児童委員連合会(民生委員・児童委員の全国連携組織)は、毎年5月12日を「民生委員・児童委員の日」と定め、民生委員・児童委員の活動を住民の方々や関係団体等に知っていただくための取り組みを実施しています。
岡山市においても、この「民生委員・児童委員の日」及び「活動強化週間」(令和7年5月12日(月)〜5月18日(日))にあわせて、各地区の民生委員・児童委員によるあいさつ運動や活動を紹介するPR活動が予定されています。
1 民生委員・児童委員活動を知るためのPR動画の紹介
(1)あなたのまちにも編(long ver.) New!
(2)あなたのまちにも編(70秒)
(3)あなたのまちにも編 〜主任児童委員〜(70秒)
3 民生委員・児童委員活動を知るためのポスター
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民生委員・児童委員の日とは |
令和6年11月26日(火)に全国民生委員児童委員連合会が令和7年12月の一斉改選に向けて、なり手確保の広報の一環として全国に向けて新聞の折り込みを発行しました。
岡山県内においては山陽新聞に5,000部をランダムに折り込んで発行されました。
民生委員・児童委員の制度・活動の基本情報や、やりがい、魅力を発信し、イメージアップを図るとともに、実際に相談した地域住民からの民生委員への感謝や思いなどのインタビュー記事も掲載されています。
まだご覧になっていないという方は、ぜひご覧ください。
北区北福祉区民生委員児童委員協議会では、令和6年11月29日(金)、講師にルーテル学院大学名誉教授の市川一宏氏を講師に迎えて、標記研修会を開催しました。
今年度は、研修のテーマを「これからの民生委員・児童委員活動について」とし、孤独・孤立対策推進法、認知症対策基本法及び改正児童福祉法等、高齢者や子ども等の福祉に関わる法律が相次いで施行される状況なかで、改めて民生委員・児童委員活動について考えてみることにしました。
講師の市川氏の専門は、社会福祉政策・地域福祉・高齢者福祉。長くルーテル学院大学の学長を勤められ、又国や地方自治体等の福祉計画・政策等の策定にも携わってこられていることから、研究者と政策提案者という両方の観点からのお話が期待されました。
講演では、2023年度に4つの自治体の「介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画」の策定に関わったものの、地域の生活課題(「高齢者の孤立の問題」「児童虐待」「経済的格差」)に対して決定的な打開策が見出されていないと感じられていることを踏まえ、これからの民生委員・児童委員活動には、「自らの働きを問い直す」「地域・地域ケアのあるべき姿を描く」及び「協働した働きを始める」の三つの視点が大切であると指摘されました。
当日は、各単位民児協から152名の民生委員・児童委員が参加し、わかりやすい市川氏の講演に耳を傾けました。




令和6年11月20日(水)に、令和6年度北区中央福祉区⺠⽣委員児童委員協議会 地域福祉推進部の視察研修を実施しました。今回の視察研修には地域福祉推進部員19名が参加し、倉敷市真備町にある「まび記念病院」と「まびふれあい公園」を訪れました。
まび記念病院では、医療法人和陽会理事⻑の村上和春様より、平成30年7月豪雨災害時の病院の様子や、病院復旧までの取り組みについてご講演いただきました。また、災害復興のシンボルとして倉敷市が整備したまびふれあい公園を見学し、災害時の活用方法などを学びました。
視察研修に参加した部員からは 「小田川の河川改修で氾濫の危険はやや低下したものの、地域に恵まれた避難所がある事は地域住⺠にとっては大変心強いと思いますが、命が助かることが前提です。死者51人の内、65歳以上が9割ということを考えると、(自分たちの)学区内にも自力で避難できない人が一定数居られる中、迅速に避難するための避難場所と支援体制を早急に考えておくことが重要だと思いました。」との感想がありました。
視察研修を快く受け入れてくださいました医療法人和陽会様、誠にありがとうございました。


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