令和6年度北区北福祉区民生委員児童委員協議会全体研修会が開催されました。(2024年11月29日)
2024.12.11
北区北福祉区民生委員児童委員協議会では、令和6年11月29日(金)、講師にルーテル学院大学名誉教授の市川一宏氏を講師に迎えて、標記研修会を開催しました。
今年度は、研修のテーマを「これからの民生委員・児童委員活動について」とし、孤独・孤立対策推進法、認知症対策基本法及び改正児童福祉法等、高齢者や子ども等の福祉に関わる法律が相次いで施行される状況なかで、改めて民生委員・児童委員活動について考えてみることにしました。
講師の市川氏の専門は、社会福祉政策・地域福祉・高齢者福祉。長くルーテル学院大学の学長を勤められ、又国や地方自治体等の福祉計画・政策等の策定にも携わってこられていることから、研究者と政策提案者という両方の観点からのお話が期待されました。
講演では、2023年度に4つの自治体の「介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画」の策定に関わったものの、地域の生活課題(「高齢者の孤立の問題」「児童虐待」「経済的格差」)に対して決定的な打開策が見出されていないと感じられていることを踏まえ、これからの民生委員・児童委員活動には、「自らの働きを問い直す」「地域・地域ケアのあるべき姿を描く」及び「協働した働きを始める」の三つの視点が大切であると指摘されました。
当日は、各単位民児協から152名の民生委員・児童委員が参加し、わかりやすい市川氏の講演に耳を傾けました。
【北区中央福祉区】令和6年度 北区中央福祉区⺠⽣委員児童委員協議会 地域福祉推進部
視察研修を実施しました
2024.12.04
令和6年11月20日(水)に、令和6年度北区中央福祉区⺠⽣委員児童委員協議会 地域福祉推進部の視察研修を実施しました。今回の視察研修には地域福祉推進部員19名が参加し、倉敷市真備町にある「まび記念病院」と「まびふれあい公園」を訪れました。
まび記念病院では、医療法人和陽会理事⻑の村上和春様より、平成30年7月豪雨災害時の病院の様子や、病院復旧までの取り組みについてご講演いただきました。また、災害復興のシンボルとして倉敷市が整備したまびふれあい公園を見学し、災害時の活用方法などを学びました。
視察研修に参加した部員からは 「小田川の河川改修で氾濫の危険はやや低下したものの、地域に恵まれた避難所がある事は地域住⺠にとっては大変心強いと思いますが、命が助かることが前提です。死者51人の内、65歳以上が9割ということを考えると、(自分たちの)学区内にも自力で避難できない人が一定数居られる中、迅速に避難するための避難場所と支援体制を早急に考えておくことが重要だと思いました。」との感想がありました。
視察研修を快く受け入れてくださいました医療法人和陽会様、誠にありがとうございました。
「民児協おかやま」第53号(2024年11月)を掲載しました。
2024.11.28
民児協おかやま 第53号 (2024年11月)
主任児童委員制度三十周年を迎えて
叙勲の栄に浴して
令和五年度全国民生委員指導者研修会(民生委員大学)に参加して
令和六年度岡山市民生委員児童委員協議会理事会
民生委員法改正の動きについて
民生委員・児童委員LINEスタンプが販売されています!
民児協の紹介
・北区北福祉区民児協の取り組み
・東区福祉区民児協の取り組み
・南区西福祉区民児協の取り組み
わたしの趣味/編集後記
第52号(2024年3月)
会報ページへ
今年も「笠井信一先生」銅像周辺の清掃を行いました。(2024年10月25日 北区北福祉区民生委員児童委員協議会)
2024.10.26
中区民児協だより8号(令和6年2月発行)
2024.09.19
<内容>
・会長あいさつ
・部会活動紹介
・各地区の活動紹介
・新任会長よりコメント
・中区民児協情報交換会を実施しました
・副会長あいさつ
※下記よりPDFを開いてご覧ください
【北区中央福祉区】令和6年度北区中央福祉区民生委員児童委員協議会 視察研修を実施しました
2024.09.02
令和6年7月24日(水)に、令和6年度北区中央福祉区民生委員児童委員協議会の視察研修を実施しました。今回の視察研修では、北区中央福祉区から民生委員20名が参加し、岡山市北区三和(みと)にある藤井靜一ゆかりの地を訪れ、民生委員制度の生みの親の一人となった藤井氏の功績を学びました。(事務局)
藤井靜一ゆかりの地 北区三和(安部倉)を訪ねて
今回の視察研修前に拙宅向かいに住む97歳安部倉出身T子さんから、藤井靜一氏について尋ねたところ、子どもの頃にいろんなことを教えてもらったと言われたので、視察研修にあたりT子さんの話を交えて文を進めていきたいと思います。
バスで安部倉の地について視察研修が始まり、藤井靜一氏の活動拠点である済世会館を見学した。モダンな建物であるが、T子さん曰く昭和10年代ころ地域の嫁入り前に子女にお茶やお花のけいこを教えてもらったところで、当時は木造の古い家であったとのこと。今は地区のコミュニティハウス・公会堂みたいな場所である。
次に坂道を上り自宅跡地を見学した。安部倉地区町内会長遠藤氏によると、草茫茫の200坪余りの土地を安部倉町内会25軒でユンボ2台を持ってきれいに整地作業をしたとのこと。町内会の団結力の強さがうかがわれた。
次に長い坂道を上り松尾神社境内へ藤井氏の済世事業を顕彰する、元岡山県知事笠井信一の文章が刻まれた済世記念碑を見学した。そして険しい山道約50mを経て、晩年の藤井氏が暮らした済世庵に着いた。
藤井氏は日連宗の信仰が厚く、庵にお堂を設けT子さんたちはいつも学校の行き帰りはお堂の前で手を合わせていた。時にはお堂で子ども達にお菓子が振舞われたことから度々お菓子をもらいに行ったとか。お菓子は高松稲荷のゆずせんべいであった。地元の大地主でもある藤井氏は田畑の他、山林も所有しており当時岡山は有名な松茸産地であったのでマツタケ山でもあった、当時高松稲荷の駅から自分の土地を通って家に帰れたとのこと。藤井氏は自分の財力の3分の1を自分の生活のため、残り3分の2は済世事業につぎこんだとのことである。
岡山空港ができるにあたって、町内の山道が簡易舗装化されよくなったと安部倉町内会長遠藤喜久氏は述べている。
この度の視察研修では、北区北福祉区民生委員児童委員協議会の福田眞紀会長はじめ、多くの民生委員の方に、大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。(西地区 民生委員児童委員協議会 会長 黒住健治)
「令和6年度自殺予防週間」がはじまります。(2024年8月27日 厚生労働省)
2024.08.28
自殺予防週間は、自殺対策基本法において、自殺予防の啓発活動を広く展開する期間として定められているもので、国、地方自治体、関係団体等においてさまざまな広報活動、相談事業が予定されています。
子ども・若者の自殺防止については、すでに8月1日より、こども家庭庁や文部科学省等と連携した取組の強化が進められているところですが、このたび、厚生労働省から令和6年度の自殺予防週間の取組について発表がありました。
1 実施期間
令和6年9月10日(火)〜 9月16日(月)
2 取組の概要
(1) 相談支援
○ こころの健康相談統一ダイヤル
・以下の電話番号にかけると、最寄りの自治体の電話相談に接続される。
0570-064-556 (おこなおう まもろうよ こころ)
・岡山市では、時間帯により、岡山市こころの健康センター(月〜金 9時〜12時/13時〜16時。祝日、年末年始を除く。)又は時間外対応団体(月〜金 18時30分〜22時30分。受付は、22時まで)につながる。
○ SNS相談事業
・6つの団体が電話やSNSで相談を受け付けます。厚生労働省の特設サイト「まもろうよ こころ」で紹介されています。
○ 地方自治体、民間団体による無料相談事業等の実施
・岡山市自殺対策推進センター(岡山市こころの健康センター内)
受付時間:8時30分〜17時(月〜金。祝日、年末年始を除く。)
住 所:岡山市北区鹿田町一丁目1-1
電話番号:086-803-1273
(2) 自殺防止に向けた啓発活動
○ 広報ポスターの配布・掲示等
・全国の自治体、公共施設、学校、医療機関、駅舎、スーパー等に広報ポスターを掲示。相談窓口等をわかりやすく紹介しているサイト「まもろうよ こころ」を周知。
○ インターネット(PC、スマートフォン)を活用した広報
・YouTubeを活用した動画による広報(「知らせてほしい、心のSOS。」)、厚生労働省公式SNS、ポスターやパンフレット、動画等の広報素材のページ(「広げてみよう支え合い」)の紹介。
「知らせてほしい、心のSOS。」動画(厚生労働省)
○ 関係省庁、地方自治体、関係団体等による広報・啓発活動
詳細情報の「令和5年度自殺予防週間の主な取り組み」「各自治体における令和5年度自殺予防週間における主な取組」を参照してください。
詳細情報:令和6年度自殺予防週間の主な取り組み(厚生労働省ホームページより)
詳細情報:各自治体における令和6年度自殺予防週間の主な取り組み(厚生労働省まとめ。Excel形式のファイルがダウンロードされる。)
詳細情報:令和6年度自殺予防週間広報ポスター(厚生労働省ホームページより)
出典:厚生労働省
令和6年度 南区西福祉区民生委員児童委員協議会合同研修会・総会の開催
2024.07.18
令和6年5月28日(火)に西ふれあいセンターにて合同研修会・総会を開催し、85名が参加しました。
合同研修会では、株式会社ケイ・クリエイト 代表取締役社長 金田崇文様をお招きし「災害時の高齢者のお薬事情」をテーマにご講演いただきました。
金田様は、薬剤師としてお仕事をされている一方で、岡山県災害薬事コーディネーターとしてもご活躍されており、東日本大震災や能登半島地震の際にも支援を行われていました。被災地でのご経験をもとに具体的なお話を伺い、お薬手帳がいかに大事であるか、そして災害時には薬剤師の方々がどのように活動されているのかを教えていただき、大変勉強になりました。教えていただいたことを、日頃の見守り活動に活かしてまいりたいと思います。
改めて、ご講演いただきました金田様、本当にありがとうございました。
研修会後の総会では、令和5年度事業報告・収支決算、令和6年度事業計画(案)・収支予算(案)について審議しました。
今年度も、各関係機関と連携しながら活動してまいりたいと思います。
「民児協おかやま」第52号(2024年3月)を掲載しました。
2024.05.09
民児協おかやま 第52号 (2024年3月)
令和五年度 岡山市民生委員・児童委員大会
令和五年度 第九十二回全国民生委員児童委員大会(広島大会)
民児協の紹介
・旭竜地区民児協の取り組み
・北区中央福祉区民児協の取り組み
・南区南民児協の取り組み
こどもの虐待防止推進全国フォーラムwithおかやまの開催
わたしの趣味/編集後記
第52号(2024年3月)
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5月12日は、「民生委員・児童委員の日」です。
2024.04.18
全国民生委員児童委員連合会(民生委員・児童委員の全国連携組織)は、毎年5月12日を「民生委員・児童委員の日」と定め、民生委員・児童委員の活動を住民の方々や関係団体等に知っていただくための取り組みを実施しています。
岡山市においても、この「民生委員・児童委員の日」及び「活動強化週間」にあわせて、各地区の民生委員・児童委員によるあいさつ運動や活動を紹介するPR活動が予定されています。
1 民生委員・児童委員活動を知るためのPR動画の紹介
(1)あなたのまちにも編(70秒)
(2)あなたのまちにも編 〜主任児童委員〜(70秒) New!
3 民生委員・児童委員活動を知るためのポスター
民生委員・児童委員の日とは 民生委員制度は、大正6(1917)年に岡山県で創設された「済世顧問制度」からはじまりました。この済世顧問設置規程(岡山県訓令第十号)が公布されたのが大正6年5月12日だったことから、この日を「民生委員・児童委員の日」としています。 「民生委員・児童委員の日」は、令和6年3月28日(一社)日本記念日協会の認定記念日に登録されました。
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