令和4年11月22日(火)に西福祉区民児協は、灘崎小学校の5年生57名を対象にオレンジリボンキャンペーンを実施しました。これは、毎年11月の強調月間に福祉区内の小学校を順に回って活動しているもので、今年で8年目になります。
最初に、オレンジリボンとは何かという話をした後、『あなたはちっともわるくない』という絵本の読み聞かせを行いました。この絵本では、「こころのとげ」という言葉で虐待を表現しており、こころにとげが刺さった時は我慢せずに、先生や周りの大人に話して良いんだよというメッセージが込められている分かりやすい内容です。児童の皆さんも聞き入っている様子でした。
読み聞かせのあとは、グループに分かれ民生委員、主任児童委員と一緒にオレンジリボンの作成を行いました。各グループにいる委員に尋ねたり、友達同士で教え合ったりする姿が見られ、一生懸命取り組んでくれました。完成すると早速名札につけている児童もいました。
最後に、子どもたちから「オレンジリボンキャンペーンをしていて大変なことは何ですか?」「嬉しかったことは何ですか?」という質問がありました。主任児童委員部長、副部長は「虐待は目に見えて分かるものではないため、助けることができないという難しさを感じることもあります。でも今日のように一生懸命話を聞いてくれたり、児童の皆さんと話をしたりすることは嬉しいことです。」と答えていました。
今後も子どもたちが安心して生活できるよう、見守りと啓発活動に取り組んでいきたいと思います。