岡山市消費生活センターが令和2年度上半期の消費生活相談の概要をHPで公表しています。
主な内容は次のとおり。
1. 相談件数は、2,169件で前年の1,902件から14%増加。
2. 高齢者層(65歳以上)からの相談件数は、812件で全体の37.4%。前年の794件から2.3%増加。
3. トラブルになった金額は、3.9億円で前年度比で16.4%減。高齢者層では、1.6億円で前年度比で15.2%減。
4. 相談内容の種別では、商品一般(商品が特定できない架空請求等)が一番多く、289件で全体の11.5%。高齢者に係る事例として次の二つが挙げられています。
○事例1: 「荷物を届けたが、不在であったので確認をするように」と書かれたSMSが届いた。業者名の記載がないことが不審だ。(70歳代男性)
○事例2: スマートフォンに「利用料金に未払いがある」とのメッセージが届いた。不審である。(60歳代女性)
いずれの場合も、覚えのないメッセージは無視すること、不安を感じる場合は、消費生活センター(相談窓口 > 消費者ホットライン: 188 ; 直通: 086-803-1109)に相談するよう注意を呼びかけています。